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mikazuki0790

三日月さんぽ⑧ 高畑古墳

 昭和37年(1962)2月、大広小学校の6年生によって学校裏の畑の中から多くの須恵器の破片が見つけられた。つづく発掘によって一号、二号の古墳が認められ、三号古墳も推定された。一号古墳からは土師器の壺、鉄器の矢じり、耳飾り、金環などが出土し、二号古墳からは大刀、首飾り、馬具、提瓶などが出土している。特に、環頭大刀は奈良周辺(大和)には多いものの、県下では珍しく、これは中央から贈られたもので地方の豪族が中央権力の支配下にあり、それと結びついていたことが窺い知れる。



 ここの古墳は横穴式で、副葬品には鏡がなく、馬具、大刀などの出土から古墳時代後期~末期と推定されている。


 (これらの出土品は、教育委員会の文化財関連施設で保存管理されている。)

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