志文にある「けんこうの里三日月」から特別養護老人ホーム「サンホームみかづき」にかけて志文川親水公園があり、その名を「ドンゴ」という。この公園は、従来の防災のみを目的としたコンクリートブロックによる護岸工事だけではなく、自然石による護岸工事や遊歩道の整備および植栽などによって、自然と調和し、多くの人が川に親しむことができるように工夫されている。風薫る季節や涼風が恋しい季節には、子どもたちも家族連れで訪れて楽しく水遊びをするなど、文字通り水に親しんでいる姿を見かける。
「ドンゴ」名の由来は、その近くの山麓に雑木に覆われた「堂号山持福寺」跡があり、その寺を「どうごう」と呼びならわしていたことに因んでいる。
すぐ近くに建つ「けんこうの里三日月」は、かつての「ふるさと創生1億円事業」による温泉発掘をもとに、源泉を末廣から運び、多くの人々が集う温泉施設として利用されてきた経緯がある。また、併設されているゲートボール場では今も多くの人が健康・スポーツに活用している。
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